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バスク旅行Vol.12~サンセバスチャン バル巡り~
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サンセバスチャンでのお楽しみと言えば、バル巡り!!
旧市街には、数えきれない程のバルがあり、それぞれ得意とする料理があります。
ちょっとつまんでは、次のお店へ・・・と何軒もはしごをするのが、サンセバスチャン流。

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暗くなるとどこからともなく人が集まり、週末ともなると人気のお店はお客さんでごったがえしています。
私達も、当然バル巡りを楽しむべく、夜のネオンへと繰り出していきました。
何とも言えず、いい雰囲気なのですよ。

今回の旅は、どこでいつ食事をするか?ということしか計画をしていなかったのですが、食べたたいものがたくさんありすぎて、バル巡りができる日が1日しかありませんでした。その1日が、ムガリッツでランチをした夜だったのです。

腹ごなしににと行ったオンダリビアから、帰る途中にずぶ濡れになり、ホテルで22時まで粘るも、一向にお腹がすく気配もなく…。でも、ここであきらめるのは悔しいので、とりあえず出掛けることに。
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行きたお店はたくさんあったのですが、お昼がまだ消化しきれていないので肉系は避けて、1件目は海老が有名なお店へ。
バスク滞在初シドラ(シードル)で乾杯し、待つこと数分でガンバ(海老)が出てきました。
これが本当に美味しい!上に乗っているソースが程良い酸味でサッパリ。
結局ここへは3回も行ってしまいました。

Goiz-Argi(ゴイサルギ)
Fermin Calbeton 4,20003 San Sebastian

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さて、ここでバル事情を少し。バルには基本的にメニューはありませんので、カウンターに居る店員さんに、並んでいるタパスと飲み物を注文するシステム。お会計も自己申請のところがほとんどです。
飲み物は一通りなんでもありますが、バスクに来たからには、シドラ、いわゆるシードルやチャコリを頼んでみるのもいいでしょう。シドラはフランスよりも、酸味が強く、リンゴ酢を飲んでいるような感じなので、好みは分かれると思いますが。
そして、チャコリはバスクの地酒「微発泡白ワイン」。これを注ぐ時には、高いところから空気に触れさせて注ぐのがお決まりのパフォーマンスで、ボデガというグラスに少しだけ入れてくれます。(私としては、もうちょっと量を多くついでほしかったのですが・・・)
そして、口を拭いたペーパーは下に落とすのがセオリーなのですが、これがたくさん落ちているお店程、人気があるということの目印にもなります。あまり、きれいな話ではありませんけどね。

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話しはそれましたが、次なる2件目はアンチョビがウリのお店。
ここは写真付きのメニューがあったので、選びやすかったです。2種類のアンチョビを平らげたところで、ノックアウトされた私達。やはり、思っていたよりも食べられませんでした(涙)

Txepetxa(チェペチャ)
Pescaderia 5, 20003 San Sebastian

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というわけで、翌日の夜はシドレリア(シードルがウリのレストラン)に行くのを取りやめ、再びバル巡りに挑戦しました。スタートは、きのこがウリのお店。初日にも食べたのですが、きのこのソテーはこちらの方が少し塩が強かったかな・・・。カウンターには山盛りのきのこが置かれているのですが、次から次へとオーダーが入るたびにごそっとなくなっていました。

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2件目は、かなり評判も高く美味しいと前情報があったので、期待をして向かいました。
中へ入ってみるととにかくすごい人。ここは、カウンターにタパスが並んでおらず、黒板のメニューから注文をするシステム。お肉料理がウリなので、牛肉の赤ワイン煮とフォアグラを注文したのですが、色々なことが残念で、期待していただけにガッカリ。週末で混んでいたからんなでしょうかね・・・。

La Cuchara de San Telmo
31 de Agosto 28, 20003 San Sebastian

ちょっとテンションが下がってしまったこともあり、ここで仕切り直しというか、そろそろ日本の味も恋しくなってきたので、バル街のはずれにある北京飯店にて、焼きそばを食べてリセットし、またまた先日の海老のお店へ向かったのでした。
この北京飯店、夜遅くまでやっているので飲んだ後の〆のラーメンを食べる感覚で使えて、とっても便利です。

北京飯店
General Jáuregui, 5, 20003 San Sebastian

予想では、もっといろいろ食べられると思ったのですが、意外とすぐにお腹がいっぱいになってしまい、予定していたお店はすべて回りきれなったのですが、こんな所が日本にもあったら楽しいのにな・・・って思います。

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by yoshinumay | 2012-10-30 10:26 | 旅のはなし
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