サブロン広場に別れを告げ、さらに歩くとそこは世界遺産のグランプラスです。
世界一美しいと言われている広場ですが、あいにくこの日はヨーロッパ特有の曇り空。
写真ではうまく伝わらないのが残念です。
こちらは ギャルリー・サンテュベール。
ヨーロッパ最古のアーケードで、1846年に建設されたものだそうです。
ガラス張りの天井から注ぐ光がアーケード全体を明るく照らしていて、高級ブティックやレストラン・カフェなどが軒を連ねています。
そして、ベルギーといえば”ワッフル”を忘れてななりません!!
街のあちこちにワッフル屋さんがあり、いかにも甘そうなワッフルが並べられていました。
いちごやチョコがのったカラフルなものに一瞬目を奪われるのですが、はやりここはシンプルが一番ということで、老舗のダンディでシュガーのみのワッフルを注文。
一言でワッフルといても2タイプあり、写真左がリエージュタイプ。
生地に砂糖やザラメが入っているので、濃くて食感もしっかりめです。
そして右がブリュッセルタイプ。
こちらはふわっとして軽いのですが、外側はカリッとしています。
どちらもそれぞれに美味しいのですが私の好みはブリュッセルタイプかな・・・。
街を一通り見てまわった後は、ビールをゆっくりと飲みながら電車の時間までを過ごすことにしました。
まずはグランプラスの景色を見渡すことが出来る、お店へ・・・。
あいにく窓際の席は満席で、20分くらい待ったでしょうか?お店の人が案内をしてくれるわけではないので、早いもの勝ちというところがあり、何回かずうずうしい人達に横入りをされながらもようやく席に着くことができました。
まずは一杯目。
私はレフ修道院のビールブロンドを、妹は飲み口のいいフルーツビールを注文。
ナッツをつまみに飲むビールは本当に美味しかった。これって、雰囲気とかもあるのでしょうね。
それなのに、待っている人がたくさんいるからと言われ、頼んでもいないのに会計をさせられたのには頭に来た!!
私達が待っているときには他の人にそんなことは言ってなかったのに。
そこで、次なる店を探してお店を後にしたのでした。
次なるお店は、このビールが置いてあるとうことで入ってみることにしました。
ベルギービールと言えば、グラスの形がビールによって決まっていていろんな形があるのも楽しみのひとつです。
それにしても、こんなにかさばりそうなグラスがあったのでは収納にもこまりそうですが、一体お店には何種類のグラスがおいてあるのでしょう?
このグラスは”パウエル・クワック グラス"といい、かつてあぶみの上でもゆっくりビールを飲めるようにとデザインされたものなんだそう。
注文をすると、お店の人が目の前で注いでくれます。
最後の締めはムール貝を食べよう!!と、イロ・サクレ地区へやってきました。
ここは、細い路地にひしめきあうようにレストランが並んでいて、ブリュッセルの食い倒れ横丁。あやしい日本語で客引きをしているところもたくさんあって要注意です。
私達は特にお店の情報もなかったので、お客さんが入っているお店へ飛び込んでみました。
ベルギーは一人当たりのレストランの数が世界一だそうで、まさにグルメの街です。
時間もなくなってきたし、ビールでお腹が一杯になってきたので、取り急ぎ”ムール貝の白ワイン蒸し”を注文。
お店の人には「これだけ?」って言われたけど、でてきたムール貝を見て、私達の選択は間違っていなかったと確信!!
写真では分かりにくいですが、バケツ一杯という表現がピッタリです。
でも、一口食べるとこれが美味しくて・・・・。ムール貝にはあまり興味がないと言っていた妹も、夢中になって食べていました。
もちろん、ムール貝のお供にもビールはかかせません。
お店を出ると、あたりはすっかり暗くなっており、グランプラスのライトアップも堪能することができました。
電車に乗り込むと立て続けに飲んだビールが効いたのか、かなりの熟睡状態に入ってしまい、気付いたときにはパリ駅近くでした・・・。
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